過去の私のブログでも紹介し、且つ今や私のツィッターのエンジンになってくれているTweetAdder (tweet adder 3.0)について、初めて知ったこと、感じることなどを以下に綴ってみたいと思います。
私はツィッター上で、2つのアカウントをTweetAdder (tweet adder 3.0)で管理しています。
5アカウント分ですので74ドルのライセンス料です(約7,000円)。ちなみにこのライセンス料で生涯保障(アップグレードも含め)を受けられるのでとても助かっています。
ツィッターのアカウントの1つは世界の最新の時事から軟派硬派の話題を中心に多言語でツィートしているTAdder_Forumです。
もう1つは私の仕事の分野(知財/IP)に関連した情報を同じく多言語でツィートしているTAdder_ForumIPです。
これらの情報のソースの多くは、私が選んだ任意のネット上の主要メディア、ローカルメディア、専門メディアからrssのフィードをTweetAdder (tweet adder 3.0)に登録し(たとえば、TAdder_Forum用には現在約40ほどrssのフィードを登録しています)、TweetAdder (tweet adder 3.0)が約2分間隔で自動的に巡回収集しているものです。ただし、ブログ系からのrssの直接のフィードは避けています。情報の確度が低く又、個人的な話題が多いからです。なお、TweetAdder (tweet adder 3.0)はrss 1.0 or 2.0はフィードしますが、ブログ系に多いatomはフィードできないようです。
それ以外にはツィッター内の最新のツィートから、任意のキーワード含むツィートを自動的にリツィート(RT )しています。リツィートの対象となるアカウントはできるかぎり客観的に情報をツィートしているものを選んでいます。そういった情報は「今日は何の日」とか、占い、Quiz、トリビア系でおそらくbotで自動的にツィートされているものです。誰かとの個人的なツィートがあるアカウントはRT対象にしていません。
TweetAdder (tweet adder 3.0)は任意の条件(ツィートに含まれる単語、ツィートの言語、アカウントの所有者の居場所、アカウントの所有者のプロフィール)などで、フォローする対象を検索の上、リストアップし、順次フォローしていきます。この条件は登録できるので、条件に合致した対象アカウントを全てフォローした時点で、また新たにその条件でTweetAdder (tweet adder 3.0)が自動的に検索・リストアップしてくれます。
このようにツィートの多くは外部のソースに依存していますが、私自身の言葉でのツィートも1割程含まれています。それらは予め登録しておいて、ある間隔で自動的にツィートしています。私の好きな音楽・映画(YouTubeからフィード)と、このブログの紹介などです。
昨年(2010)の10月にTweetAdder (tweet adder 3.0)を用いたツィッターの管理を始めて、今日の時点(2011年1月10日)で2〜3ヶ月になりますが、すでにTAdder_Forumでのツィート数は28,000を超え、私のアカウントをフォローしていただいている方(フォロアー)の数は2,500を超えています。一日あたりおよそ50づつフォロアーが増えています。IP関連の情報をツィートしているTAdder_ForumIPについては、専門性の高い情報なのでフォロアーが増えないものと思っていましたが、最近は一日あたりおよそ100づつフォロアーが増えているので、少し驚いています。情報のテーマを絞ったこと、そのテーマのツィートをまとめて発信しているアカウントが少ないことが幸いしたのかもしれません。
私がTweetAdder (tweet adder 3.0)をツィッターの管理に用いようと思ったのは、今までブログ上にrssでフィードして個人的に眺めていた外部の情報をsnsに移動しただけのことです。
ブログという表示スペースに制約されず、時系列にフィードした情報を流すので、昔の電光ニュース板みたいですが、外出先でスマートフォンなどの携帯端末を用いてチェックするにはこの方が便利です。ツィッターのようなsnsの方が閉鎖されたブログ環境よりも、前後左右の眺めが良いと言えます。ツィッター上ではできる限り情報を収集し俯瞰すること、意見はブログで述べることが私の利用法です。俯瞰するとは、高い視点から様々な角度で眺めることです。欧米の時事に偏らず、アジアや中東などの時事にも網を広げています。インドならヒンズー語とタミル語、中国語なら繁体字(台湾など)と簡体字(中国本土)などと、できる限り、ソースを拾うようにしています。結果として他の方にも同様に俯瞰していただいているようです。欧米やアジアの国のフォロアーが多いので、時間があれば、それらのフォロアーの方のツィートを眺めて参考にしています。
パレットに載せる絵具が私のツィッター上でのフィード記事だとすれば、描くカンバスがブログということになります。パレットの絵具は他の方にも使っていただけるわけです。
TweetAdder (tweet adder 3.0)を用いてネット上の情報を眺めてみると、日本の主要メディア(特に新聞社)の外国記事の多くが外国メディアの記事の翻訳でしかないことに気づきます。元記事の選択はそれら主要メディアの色眼鏡ということになり、我々は自然とフィルタリングされた情報だけを翻訳で知らされているのかもしれません。メディア同士で記事を融通し合っているとは言え、日本のジャーナリズムは現場で取材することすら忘れたのかと思う程の、独自スクープ記事のなさです。また、外国のIT関連記事を眺める限り、日本発の記事がいかに少ないかがわかります。これはバイオや医薬においても同じです。外国のメディアやジャーナリストが日本で取材していないというよりも、日本から海外に発信する情報の無さが起因しているようです。実際に企業や国の機関で毎日のように海外向けに英語で情報を発信しているサイトはホントに少ないのです。私の専門としている分野(知財/IP)ではなおさらです。
政治家や企業人でツィッターを使うなら、「〜なう」なんて暇にまかせてため口をツィートしていないで、実際にそれぞれの分野でいかに情報が外向きに発信されていないかを知るべきではないでしょうか?TweetAdder (tweet adder 3.0)でフィードしてみればわかることです。そして、決して日本語の窓からだけで世界を眺めないことです。また、決して日本語だけで世界を語らないことです。情報のソースに可能な限り近い位置に身を寄せて眺めることでしょう。外国の情報ソースからフィードすれば、否応無しに翻訳ではないライブな情報が、様々飛び込んできます。
TweetAdder (tweet adder 3.0)では、このように国や思想信条を越えて情報を大所高所から俯瞰してみることができます。ツィッターの中だけでななく、ツィッターの外側の広大なクラウドに漂う情報をツィッターという一つの場から効率的に俯瞰することを助けてくれるのが、ほかならぬTweetAdder (tweet adder 3.0)です。
それらの情報をどう整理し考えて自分の行動に活かすかは、私や個々のフォロアーの問題でしょう。そういう意味で、目的ではなく情報収集の手段(ツール)としてTweetAdder (tweet adder 3.0)でツィッターを管理する意味を再認識しているところです。無論、情報の受け売りでは困ります。五感を働かせて情報の価値と意味を各々受け手が判断すべきことは言うまでもありません。
みなさんも是非、TweetAdder (tweet adder 3.0)をお試しください。APIを用いないのでAPI独自の制約がなく、且つWindowsとMacOSの両方に対応しています。同種の他社管理ソフトでWindowsとMacOSの両方をサポートしてする製品はありません。特にMacユーザにとっては朗報でしょう。トライアル版は以下のバナーから無料でダウンロードできます。ライセンス版の購入は私のブログのtweet adderのバナーから購入サイトでどうぞ。私のブログのtweet adderのバナーから購入した方はこのブログのコメント欄にその旨をツィッターのアカウント名とともにコメントしていただければ幸いです(私なりにサポートいたします)。
by R. Enomori
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